湯河原町予算案 一般会計は過去3番目規模 子育て支援策に重点

湯河原町役場(資料写真)

 神奈川県湯河原町は7日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比0.16%増の97億5600万円で過去3番目の規模。昨夏から冨田幸宏町長が病気療養していたが骨格予算とせず、子育て支援などを重点に編成した。

 歳入の4割弱を占める町税は同0.59%増の37億5700万円で、個人、法人ともに町民税は微増。ふるさと納税が好調で寄付金は48.31%増を見込む。地域会館改修など大型事業の終了で町債は63.94%減となった。

 歳出では高校生への通学定期券補助や小・中学生の入学祝い金、町全体の観光客の動向を把握する観光DX推進事業などを行う。

【2024年度当初予算案】

一般会計 97億5600万円( 0.2%増)
特別会計 65億5900万円( 1.1%増)
企業会計 24億6600万円(13.5%減)
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総  額 187億8100万円( 1.6%減)
※100万円未満切り捨て
※カッコ内は2023年度当初比

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