「非常に手強い相手だった」インテル・マイアミのジョルディ・アルバ、対戦した神戸の印象を語る「構築されたベースがあり…」

インテル・マイアミは2月7日、国立競技場で開催されたプレシーズンマッチでJ1王者のヴィッセル神戸と対戦した。

インテル・マイアミはジョルディ・アルバやセルヒオ・ブスケッツ、ルイス・スアレスらが先発し、リオネル・メッシはベンチスタート。前半は、神戸のストライカー大迫勇也に幾度となくゴールを脅かされたものの、粘り強い守備で凌いだ。

すると後半に入り、60分にメッシが途中出場を果たすと流れは一変。ゲームの主導権を握り、メッシを起点に多くのチャンスを作った。しかし得点は奪えず、0-0のまま突入したPK戦の末に3-4で敗れた。

【動画】神戸対インテル・マイアミのPK戦!
この一戦にフル出場したJ・アルバは、「本当に拮抗した内容になった」と試合を振り返る。

「前半は相手がプレッシャーをかけてきて、僕たちにダメージを与えた。でも後半は徐々に良くなってきて、試合をコントロールできるようになった。レオ(メッシの愛称)が入ってきたのもプラスに働いたよ。全体的には良いゲームだったと思う」

また、神戸の印象について訊かれると「非常に手強い相手だった」とし、以下のように述べている。

「長期間を一緒にプレーしているというので、お互いをよく分かり合っているようだった。守備では彼らのプレスは効果的だったと思うし、攻撃では構築されたベースがあり、形を持っていると感じた」

最後には日本のファンに向けて、「また戻ってくる機会があれば嬉しいよ。日本にはこれまで何度か来ているけど、いつも素晴らしい経験をさせてもらっている」とメッセージを送った。

取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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