自動車用ホイールを製造する中央精機(本社安城市)は、排熱を冷却エネルギーに変換する「熱音響冷却システム」を初めて試験納入した。納入先はアルミニウムメーカーのUACJ(本社東京都)。同システムは、排熱を特殊な管に通し、音波に変えることで冷却エネルギーを生み出す。工場などで発生する排熱を回収することで、空調として用いることもできる。中央精機は脱炭素社会に貢献できるビジネスとして、24年度に事業化を目指す。
中央精機がUACJに「熱音響冷却システム」試験納入 24年度の事業化目指す
- Published
- 2024/02/08 05:00 (JST)