氷上ワカサギ釣り6季連続で中止 氷の強度不足 群馬・榛名湖

 群馬県高崎市の榛名湖漁業協同組合などは7日、榛名湖の氷の強度が不足しているとして、今季の氷上ワカサギ釣りを中止すると発表した。中止は6季連続。

 同組合によると、5日の降雪の影響で7日朝に全面結氷したものの、強度が不十分で利用者の安全が確保できず、今後も十分な強度の氷が張る見込みが立たないことから中止を決めた。野口正博組合長(74)は「解禁を期待する問い合わせが連日のようにあった。残念だが、気候には勝てない」と話した。

 最近10年間で榛名湖の氷上ワカサギ釣りが実施できたのは、2018年1~2月の約1カ月間のみ。前橋市の赤城大沼の氷上ワカサギ釣りは1月31日に解禁した。

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