「アンドレスと同じような感覚」神戸のエース大迫勇也が体感したメッシの凄さ「ボールが常に身体から離れない」

J1王者のヴィッセル神戸は2月7日、国立競技場で開催されたプレシーズンマッチでインテル・マイアミと対戦。スコアレスドローに終わり、PK戦の末に神戸が4-3で勝利した。

神戸は前半、押し気味に試合を進めた。しかし、大迫勇也が再三の決定機を迎えるも、決め切れない。すると後半は劣勢を強いられる。特に60分にリオネル・メッシが途中出場してからは完全に流れが相手に傾き、試合の主導権を握られた。

大声援のなかピッチに登場したメッシは、攻撃の起点となり、多くのチャンスを創出。ボールを触るたびに歓声が上がり、スタジアムに駆けつけたファンを大いに魅了していた。

【動画】神戸対インテル・マイアミのPK戦!
神戸のエース大迫は、そんなメッシについて「凄かったですね」と一言。「アンドレス(・イニエスタ)とやっていた時と同じような感覚なんだなと。ボールの置きどころは常に身体から離れない」と舌を巻いた。

さらに「できれば、もっとたくさんのお客さんに見てほしかったなという率直な思いはあります」と声を漏らした。

神戸は17日に今季最初のタイトルが懸かった「FUJIFILM SUPER CUP 2024」で川崎フロンターレと激突する。大迫は「良いシーズンにする大事な試合」と位置づけた。

取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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