大阪若手芸人の止まらぬ「東京進出」、さや香に続きビスブラら

2日連続で、大阪の若手芸人の「東京進出」が発表された。『M-1グランプリ』2年連続ファイナリストのさや香に続き、『キングオブコント2022』王者のビスケットブラザーズ(原田泰雅、きん)、滝音(さすけ、秋定遼太郎)、kento fukaya、今井らいぱち、らぶおじさんの合計9名が、4月から活動拠点を東京に移す。

4月より東京進出する、お笑いコンビ・ビスケットブラザーズ(上から原田泰雅、きん)

彼らの東京進出は、所属する「よしもと漫才劇場(通称:マンゲキ)」の公式YouTubeで本人らの口から発表された(らぶおじさんは所属していない)。NSC大阪校34期出身のさすけ以外は全員33期の同期。「よしもと漫才劇場」所属の芸人らが総出演で約8時間半おこなう恒例イベント『マンゲキフェス』では、2022年のロングコートダディ、ニッポンの社長から引き継ぎ、ビスケットブラザーズ、滝音、kento fukayaの5人が新MCを担当していた。

ロングコートダディとニッポンの社長も昨年に拠点を東京に、2年連続でMC陣全員が東京に進出するなか、次のMCには誰が抜擢されるのか。同劇場には現在、『M-1』ファイナリスト経験のあるカベポスターやもも、『女芸人No.1決定戦 THE W』王者の天才ピアニスト、昨年賞レースで絶好調のダブルヒガシなど、100組を超える芸人が所属している。

配信ではそれぞれが思いを明かし、秋定は「東京で活躍することで、『マンゲキはすごい劇場なんやぞ』っていうのをみせたいっていうところがある」と意気込み、きんも「ほんまにそう。マンゲキメンバーが活躍している、と思ってくれることが一番」と賛同した。

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