笠松競馬場に現れた「あの人気キャラクター」　見事完走する様子が話題に

笠松競馬場でレースに参加する「ハリボテエレジー」がX上で話題になっています。

投稿したのは、XユーザーのYu「@pyuqawa」さん。

当ポストは2024年2月5日時点で1万件を超えるいいねを集めており、「造形がガチなのがすごいw」「曲がれーって声援が飛んでてダートなのに芝」「ハリボテエレジー、トレンド入りw」と多くの反響が寄せられています。記事後半では笠松競馬場の売得金についても紹介します。

※投稿された写真は【写真8枚】をご参照ください。
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております。

※編集部注：外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

競馬場を走り抜ける「ハリボテエレジー」の姿が話題に

「ハリボテエレジー、地方ダートデビューしてきました 温かい声援ありがとうございました 残念ながら、7着でしたが無事完走しました！ハリボテエレジー:Yu、麒麟さん 撮影:くろいのさん」

そんなコメントとともに投稿されたのは、一本の動画でした。

話題になっているのは、笠松競馬場でおこなわれた仮装レースのワンシーン。

動画では、仮装をした人々が一斉に走り出しますが…。目に飛び込んでくるのは、ゆっくりと進む四足歩行の馬。段ボールで作られているようです。こちらの馬は、2人で再現された「ハリボテエレジー」というキャラクターでした。

ハリボテエレジーとは、競馬ムービー・競馬ゲーム「JAPAN WORLD CUP」に登場する、架空の「馬（？）」のキャラクター。作中では、東京競馬場で走る際に第三コーナーで転倒し、段ボールの本体がバラバラに破損してしまうという設定で、競馬好きの間では名の知れたキャラクターともいえるでしょう。そんなハリボテエレジーは「曲がれえええ」の掛け声がお馴染みです。

Yuさんは段ボールを用いて忠実にハリボテエレジーを再現し、笠松競馬場を走り抜けました。直線レースではあるものの、動画からは「曲がれえええ」の掛け声が次々と聞こえてきます。

笠松町での仮装イベント「仮想の宴2024」での光景

Yuさんがハリボテエレジーとなって参加したのは、令和6年1月28日に岐阜県でおこなわれた、「笠松町『仮装の宴2024』in笠松競馬場」。

本馬場で競馬にちなんだ仮装で走ったり、写真撮影ができるイベントです。「仮装の宴2024」で大反響を呼んだYuさんに、詳しい話を聞きました。

原作どおり「バラバラ」になるように作った

――イベントに参加した経緯を教えてください。

昨年、同じイベントにオグリキャップ（Yu）とコパノリッキー（麒麟）のコスプレで初めて参加しました。

実際にコースを走ったりゲートに入ることができたりと楽しいイベントで、二人とも競馬好きというのもあって「ハリボテエレジー」で走ったら楽しそう！という所から、今年はハリボテエレジーでの参加になりました。

――仮装でこだわった点を教えてください。

ダンボール製の馬（？）のキャラクターなので、実際にダンボールで製作しました。

頭の造形や全体のバランスにもこだわりましたが、一番こだわったのは、原作通りコーナーを曲がりきれずに「バラバラ」になれるように作りました。

手作好太郎騎手の衣装は、残念ながらイベントに落選した「CHIさん（@CHi_PoKee）」が製作してくれました。

――現場での反応はいかがでしたか。

レースは残念ながら最下位ではありましたが、会場の皆さんが「頑張れー！」「曲がれー！」と声援を送ってくれて、すごく愛されてるキャラクターだなというのを再確認しました。

（一緒に仮装をした）麒麟さんの友人や、会社の上司、コスプレイヤーの友達まで駆けつけてくれました（笑）。

「オグリキャップ」で知られる笠松競馬場の売得金は

話題となった笠松競馬場は、オグリキャップやライデンリーダー、安藤勝己氏を輩出した競馬場として有名です。

そんな笠松競馬場では、「ウマ娘 プリティーダービー」とのコラボイベントも行われています。

地方競馬全国協会の「地方競馬開催成績」によると、令和5年12月次の笠松競馬場の総売得金は44億3888万3500円で、一日平均は5億5486万400円となっています。

コスプレやカメラに関する情報を発信中

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「競馬場を完走したハリボテエレジー」を紹介しました。

投稿主の「@pyuqawa」さんは、今回ご紹介した写真のほかにも、Xでコスプレに関するポストを多数投稿されています。

話題となったハリボテエレジーの写真も数多く投稿されているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

参考資料