大島優子「母親として、何かを守らなくちゃいけないことはすごく共感」 「マダム・ウェブ」吹替版で主役

2024年2月23日より劇場公開される、マーベル初の本格ミステリー・サスペンス映画「マダム・ウェブ」の日本語吹替版で、主人公のマダム・ウェブ(キャシー・ウェブ)役の声優を、大島優子が務めることが発表され、インタビュー映像が公開された。

マーベルファンだという大島。インタビュー映像では、本作へのオファーを受けた時のことを「飛び跳ねるように嬉しかったです!」と語っている。長編アニメーション映画「メリダとおそろしの森」では主人公・メリダ役の日本語吹替版を務めた大島だが、実写映画の吹替は今回が初。「アニメーションの吹替はいくつかやらせていただきましたが、全然違いますね!アクションは楽しいです!うなったりとか声を張り上げたりとか。殴られる、殴る声とかは普段出さないので、楽しかったです」と収録の感想を語っている。

さらに、キャシーが横転した車の中にいるけが人を救助するシーンの収録では、スタジオブースの中で本編と一緒の動きを実際に自分でやってみることで、そのシチュエーションに合わせた声の出し方を工夫したというエピソードを披露。「私は実際に動かないと声が違うって事も分からなかったので、わがままを言ってマイクの位置も変えさせていただきました。」と明かしている。

演じるキャシーは、命を救うために奮闘するニューヨークの救急救命士。偶然出会った3人の少女たちが黒いマスクの男に殺されるという悪夢のようなビジョンを見てしまい、彼女たちを助けることを決意する。第一子を出産して母となった大島は、母親になっての演技の影響について「自然と(意識した演技に)なってたかもしれないですね。やっぱり誰かを守らなきゃいけないってなったら、とっさに手が出たり、守ろうとすると思うので。(3人の少女たちを必死に守るキャシーの姿に)母親として、なにかを守らなきゃいけないっていう、とっさに自然に生まれるものっていうのはすごく共感できるなって思います」と演じる上で、自身とキャシーに通じ合えるものがあったと語っている。

「マダム・ウェブ」は、原作コミックでは未来予知でスパイダーマンを救う重要なキャラクターとして描かれる、マダム・ウェブの誕生の物語。ニューヨークで救急救命士として働くキャシー・ウェブは、救命活動中に生死をさまよう大事故に巻き込まれ、デジャブのような奇妙な体験を重ねるようになる。自分に何が起きているのか戸惑うキャシーは、偶然に出会った3人の少女たちが黒いマスクの男に殺されるビジョンを見てしまう。それが未来に起きる出来事と確信したキャシーは、少女たちを助けることを決意する。「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」シリーズなどのダコタ・ジョンソンが主演している。

【作品情報】
マダム・ウェブ
2024年2月23日(祝・金) 全国の映画館で公開
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