アトレティコがホームで痛恨の敗戦…アスレティックはアドバンテージを手にホームに帰還【コパ・デル・レイ】

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーは7日、コパ・デル・レイ準決勝1stレグでアスレティック・ビルバオと対戦し0-1で敗戦した。

準々決勝でセビージャを下したアトレティコが、バルセロナを下したアスレティックをホームに迎えた1stレグ。

直近に行われたレアル・マドリーとのマドリード・ダービーをマルコス・ジョレンテの劇的弾でドローに持ち込んだアトレティコは、その試合からスタメンを5人変更。モラタやサウール、M・ジョレンテらに代えてデパイやリーノ、モリーナらをスタメンで起用した。

立ち上がりから攻勢を続けたアトレティコだったが、先にチャンスを創出したのはアスレティック。22分、グルセタのパスをボックス内で受けたグルセタがヘイニウドに倒されると、主審はPKを宣告。このPKをベレンゲルがゴール左隅に決めた。

先制を許したアトレティコは40分、ボックス左から侵入したリーノのマイナスのパスをボックス左手前のバリオスが落とすと、中央のグリーズマンがダイレクトシュート。しかし、これはわずかにゴール左に外れた。

1点美ハンドで前半を終えたアトレティコは、後半からヘイニウドに代えてエルモソを投入。すると52分、中盤でボールを奪ったデ・パウルがカウンターを仕掛けると、左サイドでパスを受けリーノがボックス左からゴールに迫ったが、シュートはゴール右に外れた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。アトレティコは77分、リーノのスルーパスでボックス左深くまで侵入したグリーズマンがシュートを放ったが、これはGKアギレサバラのセーブに防がれた。

このまま試合終了かと思われたが、アトレティコは試合終了間際にチャンス。91分、グリーズマンの左クロスにボックス内で反応したモラタがジェライに後ろから倒されると、主審はPKを宣告。しかしVARの末に飛び出したモラタのオフサイドを取られ、PKは取り消しとなった。

結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。ホームで痛恨の敗戦を喫したアトレティコは、29日に控える敵地での2ndレグにビハインドを背負って乗り込むこととなった。

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