桐蔭学園の存在感際立つ。ラグビー日本代表・福岡合宿にも最多6選手を送り込む

近年の高校ラグビー界で桐蔭学園の存在感が際立っている。直近の全国高校ラグビー大会・花園で東福岡を下し、3年ぶり4度目の優勝を果たした。ここ5年で3回の優勝、優勝率60%という驚異的な数字になっている。

また、桐蔭学園出身選手は大学、リーグワン、日本代表とその後のステージでも活躍していく選手が多いのも印象的だ。

エディー・ジョーンズHCの初セレクトとなった、日本代表福岡合宿トレーニングスコッドにも桐蔭学園出身者が6選手が選ばれていた。出身高校をたどって他に2選手以上送り込んでいたのは、札幌山の手、東海大仰星、東福岡、流通経済大柏のみでいずれも2選手と桐蔭学園には大きく引き離されている。

選手内訳- 桐蔭学園:青木恵斗、秋濱悠太、佐藤健次、原田衛、眞壁照男、矢崎由高

  • 札幌山の手:伊藤鐘平、リーチ マイケル
  • 東海大仰星:池田悠希、眞野泰地
  • 東福岡:高本とむ、髙木城治
  • 流通経済大柏:ワーナー・ディアンズ、家村健太

今回の編成はクロスボーダーマッチに参加しているリーグワン4強勢の選手が除かれた若手中心メンバー。とはいえ、花園2連覇時の主力で大学でも別格のプレーを見せている、青木恵斗(帝京大学)、佐藤健次(早稲田大学)、矢崎由高(早稲田大学)らは今後も選出が続きそう。世代交代を図るエディージャパンで初キャップをとる日も遠くないかもしれない。ラグビー新時代を担う”桐蔭勢”に注目だ。

なお、リードラグビーではその桐蔭学園を率いる名将・藤原監督にも独占インタビューを行った。「名将論。」で公開する。

2/9更新 日本代表福岡合宿参加の桐蔭学園出身選手は正しくは6人でした。お詫びして訂正します

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