ジェームズ・キャメロン監督、『アバター』第6弾と第7弾を構想中!?

ジェームズ・キャメロン監督(69)は、すでに『アバター』第6作と第7作の構想を練っているという。2031年の『アバター5』公開まで、この壮大なSFフランチャイズ作品の構想を描いているキャメロン監督、その頃には監督業から遠ざかっているかもしれないとしつつ、その先のアイデアも持っていることを明かした。

4日(日)、ロサンゼルスで開催されたSF&ファンタジー&ホラー映画作品を讃えるサターン賞授賞式で、最新作の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が4部門を受賞、キャメロン監督はピープル誌のインタビューでこう語った。「第5作まで書き終えていて、第6作と第7作のアイデアもあるんだ」「いつか死はやってくるものだ。でも、僕らは今やっていることを楽しんでいるよ。大好きなんだ。素晴らしい人たちと仕事ができるんだから」

また子供の頃に観たSF大作『スター・ウォーズ』や『スタートレック』といった世界観を構築するタイプのフランチャイズが、インスピレーションだったというキャメロン監督はこう続ける。「僕たちの作品はまだ若いユニバースなんだ。まだ2作目だし、今は3作目の途中だ。時間をかけて文化的な影響を与えるには、心血を注いでエネルギーを注ぎ込む必要がある」「人々はいつも私たちに尋ねるんだ。『なぜ(ジョージ)ルーカスは同じものを作り続けたのか?なぜ(ジーン)ロッデンベリーは同じ仕事を続けたのか?』ってね」「人々と繋がった時、なぜそれを無駄にする必要がある?繋がらないかもしれない別のことをやり直すのか?」

また同シリーズのプロデューサー、ジョン・ランドーは、この記録的なフランチャイズには「もっと語るべき物語」があるとし、「つまり、僕らがストーリーを考え出そうとしているわけじゃない。彼(キャメロン)は物語を持っているんだ。そして我々は4つの続編全てに渡ってそれをレイアウトするのにとても時間をかけたんだ」と語った。

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