コロナ禍で埋もれた商品を再発信 羽島会議所 5事業者が合同発表会

羽島市内の5事業者が専門家のアドバイスを受けて商品を改良した

 【西濃】羽島商工会議所は7日、羽島市の同会議所で「リバーサル商品&新商品合同記者発表会」を開催した。コロナ禍で埋もれた商品を改良し、「リバーサル商品」としてスポットライトを当てた。羽島市内の5事業者が参加し、自社商品やサービスをアピールした。

 冒頭、発表会の開催を支援したマジックマイスター・コーポレーション(兵庫県丹波市)の大谷芳弘代表が「新商品ではなく、既存商品こそ広報が必要。ターゲット、商品力、売り方の三つの視点を見直し、潜在的なニーズを掘り起こそう」と話した。

 SY(エスワイ、本社羽島市)は、藻の一種を加工したスーパーフード「スピルリナ」の新商品「粗びきスピルリナ」を紹介した。既存の粉末タイプと比べ、ミルでひくことでノリのような香りと味を最大限に楽しめる。

 第二世界社(本社羽島市)は、墓石の納骨室内の風通しなどを良くする香炉窓「サンライトオアシス」を発表。登壇者は「アクリル板を採用しており、納骨室に眠る先祖が外の景色を眺められるようになる」と利点をアピールした。

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