ブレントフォード指揮官、今夏エース退団の可能性が高いことを認める「契約残り1年」

イバン・トニー 写真:Getty Images

ブレントフォード(イングランド1部)を率いるトーマス・フランク監督が、イングランド代表FWイバン・トニー(27)が今夏に移籍する可能性が高いことを認めた。イギリス『BBC』が伝えた。

ノーサンプトンでプロキャリアをスタートさせたトニーは2015年夏にニューカッスル・ユナイテッドへ加わると、イングランド複数クラブをレンタルで転々。ピーターバラを経て2020年夏にブレントフォードに加入すると、決定力の高さを武器に昨季はプレミアリーグ33試合で20ゴールを記録した。

今季は賭博違反で8ヶ月の出場停止処分が下されていたなかで、復帰戦となった1月20日のプレミアリーグ第21節ノッティンガム・フォレスト戦では早速1ゴールを記録。続くトッテナム・ホットスパー戦でもゴールを記録するなど得点力の高さを依然として発揮している。

そんなトニーには以前からアーセナルやチェルシーなどが関心を示しており、ブレントフォードは1億ポンドを要求しているよも報じられた。そのなかで、フランク監督は来夏に契約満了を迎えるイングランド代表FWが今夏にステップアップする可能性が高いことを認めている。

「イバン・トニーが今夏に売却されるのは比較的明らかだ。ベストプレイヤーを売却するのは高くなるかもしれないが、逆に言えば夏には彼との契約が残り1年しかないこともわかっている。彼の価値はわかっている。今、彼より優れたストライカーは世界中を探してもそうはいないと思う」

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