高知県が進める「農福連携」の取り組みを推進するイベントが高知市で開かれました。
2月6日に高知市で行われた県農福連携推進フォーラムは、県内の農福連携の取り組みを推進しようと開かれたもので、会場には事前申し込みがあった福祉や農業などに携わる人たち290人が訪れました。
フォーラムで講演を行ったのは、高知市出身で元厚生労働省事務次官の村木厚子さんです。村木さんは一般社団法人日本農福連携協会の副会長理事を務めていて、自身がこれまで見た農福連携の取り組みなどを紹介し、今後は農業だけでなく様々な分野と福祉が絡み合っていくことが高知にとっても良いことだと述べました。
県では人手不足の解消だけでなく、障がいのある人などの活躍の場としても今後も積極的に農福連携に取り組みたいとしています。