《能登半島地震》被災地にタオルを贈ろう 高崎理容師組合(群馬・高崎市)が呼びかけ

集まったタオルと高崎理容師組合のメンバー

 能登半島地震の被災地支援として、高崎理容師組合はタオルの寄付を呼びかけている。タオルは身体を拭くだけでなく、身体の保温や雑巾として使うなど、幅広い活用が可能。未使用であれば色やデザイン、大きさや形は問わず、組合に加盟する群馬県高崎市内の理容店で受け付ける。

 既に1度目の支援として、被災者が入浴などで利用している 石川県中能登町の障害者支援施設「つばさ」にタオル300枚を送った。組合員の知人から被災状況などを知らせる連絡があり、支援を決めた。

 1度目は組合員が持ち寄って現地に送ったが、数が足らず、来店者らの協力も要請しようとチラシを作成した。同組合加盟店での取り組みを、今後県全体に広げていくことを目指す。

 同組合青年女性部の安達みゆき部長は「現地に行かなくてもボランティアはできるので、協力をお願いします」と話している。

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