アフガンで武器や爆弾の隠し場所を探す部隊 怪しいトラックが突如爆発 「コヴェナント」本編冒頭映像

2024年2月23日より劇場公開される、「シャーロック・ホームズ」シリーズや「オペレーション・フォーチュン」のガイ・リッチー監督最新作「コヴェナント/約束の救出」から、本編の冒頭映像が公開された。

冒頭映像は、イギリスの3人組バンド「アメリカ」の「名前のない馬」がBGMとして流れる中、アフガニスタン紛争の背景を説明する字幕から始まる。「アメリカ」は英国駐留の米軍兵士の息子たちが結成したバンドで、ベトナム戦争が泥沼化していた1972年のヒットソングだ。字幕では、2001年に発生した同時多発テロへの報復として、9万8千人もの米軍兵士がアフガニスタンに派遣されたことから紛争が始まったこと、そのとき米軍に協力した現地に住む5万人のアフガン人通訳は、協力の見返りとしてアメリカへの移住ビザが約束されていたことが説明される。

説明字幕が終わると、米軍曹長ジョン・キンリー(ジェイク・ギレンホール)率いる部隊のメンバーが映し出されていく。タリバンの武器や爆弾の隠し場所を探す部隊を率いるキンリーは、怪しげなトラックを見つける。現地のアフガン人通訳を介して車内を検査しようとするが、運転手は逃げてしまう。運転手の怪しい行動から危険を察知したキンリーだったが、そのとき突然トラックが爆発。当時のアフガニスタンの緊迫した状況が垣間見える冒頭映像となっている。

「コヴェナント/約束の救出」の舞台は、2018年のアフガニスタン。米軍曹長のジョン・キンリーは、アフガン人通訳のアーメッドを雇う。彼の部隊はタリバンの武器庫を突き止めるが、大量の兵を送り込まれ、キンリーとアーメッド以外は全員殺される。キンリーも銃弾を受けて瀕死の状態となるが、アーメッドによって救出され、タリバン占領下の土地から妻子の元へと無事に帰還する。だが、自分を助けたことにより、アーメッドがタリバンに追われる身となったことを知ったキンリーは、彼と家族を助け出すために、再びアフガニスタンへ戻る。

【作品情報】
コヴェナント/約束の救出
2024年2月23日(金・祝)TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
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