MLB公式の専門チャンネル『MLB Network』は7日（日本時間8日）、今季最高のスタッツと、記録するであろう選手を発表。打点王には、ドジャースの大谷翔平投手が選出された。
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■自己最高を上回る122打点と予想
昨季ケガで途中離脱したものの、一時は打点王に上り詰めるなど95打点をたたき出した大谷が、2024年の打点王予想で1位に選ばれた。
米野球専門データサイト『FanGraphs』の予測システム「Zips（ジップス）」によると、2024年の大谷の成績は、38本塁打、122打点、91得点。エンゼルスで過ごした昨季の成績44本塁打、95打点、102得点に対し、本塁打数と得点は抑え目のスタッツとなっているのは、ケガと移籍に対する懸念のためか。
対して、打点は急上昇。これは先日開催されたファン感謝イベント「ドジャーフェスタ」でデーブ・ロバーツ監督が明かした新構想、1番ムーキー・ベッツ内野手、2番フレディ・フリーマン内野手、3番大谷の打順が影響していそうだ。大谷自身の最高記録は21年の100打点。自己記録更新と打点王獲得への期待が高まっている。
なお、注目の本塁打王予想では、昨季のナ・リーグMVP、ロナルド・アクーニャJr.外野手が43本で1位、2位アーロン・ジャッジ外野手が40本で、大谷は3位予想となっている。
この予想に、ファンからは「オオタニのホームランが待ちきれない。彼のヒジが100％治ることを祈るばかりだ」というコメントのほか、「ジャッジ、アロンソ、オオタニ、オルソン、シュワバーが揃っているのに、43本は、ホームラン王としては低いと感じる」と言った様々な意見が散見された。
開幕戦は3月20日に韓国・ソウルで行われる。キャンプに前乗りして自主トレに励む大谷が今季どのような姿を見せてくれるのか。シーズン開幕に向けファンの熱も高まりつつある。
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