記者会見に臨む中国外交部の汪文斌報道官。（資料写真、北京＝新華社配信）
【新華社北京2月8日】中国外交部の汪文斌（おう・ぶんひん）報道官は7日の定例記者会見で、東京都の小池百合子知事が同日、台湾を訪問し、蔡英文（さい・えいぶん）、頼清徳（らい・せいとく）両氏と会見することについて問われ、次のように述べた。
台湾は中国領土の不可分の一部である。台湾問題は中日関係の政治的基礎と両国間の基本的信義に関わる。中国と国交を持つ国がいかなる形であれ台湾と公式の往来を行うことに中国は一貫して断固反対する。質問の問題について、われわれは日本側に懸念を表明した。関係方面が警戒と距離を保ち、「台湾独立」勢力に政治利用されないようにすることを希望する。
