アドベンチャーワールド、のとじま臨海公園水族館のカマイルカ5頭を避難受け入れ 1頭は死亡

アドベンチャーワールドは、のとじま臨海公園水族館で暮らすカマイルカ5頭を、2024年2月1日(木)に受け入れました。

被災水族館から避難受け入れ

令和6年能登半島地震により、石川県七尾市の「のとじま臨海公園水族館」は施設などに大きな被害を受けました。日本動物園水族館協会(JAZA)では支援物資、飼育動物たちの緊急避難を行っています。

アドベンチャーワールドはJAZAからの要請を受け、カマイルカ避難先として12頭のうち5頭を受け入れました。

5頭は全てオスで、イルカ飼育プールで飼育。2月1日(木)にアドベンチャーワールドに到着後、魚を食べ元気に泳いでいました。

高齢の1頭が死亡

しかし、2月5日(月)の朝、1頭の死亡を確認。

受け入れ前から食欲不振が 見られ、高齢ということもあり、のとじま臨海公園水族館様と情報を共有しながら、注意深く健康管理を続けてきましたが、2月4日(日)血液検査で腎臓と肝臓の数値の悪化を確認し、点滴などの処置を行うなどして、 最善を尽くしましたが、2月5日(月)の朝に死亡を確認しました。

死亡したイルカは推定28歳と高齢で、死因病理組織検査を実施予定です。

のとじま臨海公園水族館への募金

アドベンチャーワールドでは、パーク内9カ所に募金箱を設置。2月2日(金)~4月20日(土)の期間、支援金を募ります。集まった支援金はJAZAを通して、のとじま臨海公園水族館の復旧・復興に充てられます。

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