東証、午前終値618円高 大幅反発、好業績が追い風

東証

 8日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反発した。企業の好業績や前日の米国株高が追い風となった。日銀の金融緩和策が当面続くとの見方も強まり、上げ幅は一時600円を超えた。

 午前終値は前日終値比618円50銭高の3万6738円42銭。東証株価指数(TOPIX)は11.79ポイント高の2561.74。

 米ダウ工業株30種平均が過去最高値を更新するなど、堅調な米国株の流れを引き継いだ。有力な半導体関連株が上昇。底堅い決算を発表した銘柄も個別に上げ、平均株価を押し上げた。

 外国為替市場では円安ドル高が進み、輸出関連株の上昇に勢いが付いた。

© 一般社団法人共同通信社