早明浦ダムの貯水率が低下していることから、きょう(8日)午前9時から香川用水への供給量を20%減らす第一次取水制限が始まりました。
取水制限が始まった午前9時、香川県庁に節水を呼び掛ける看板が設置されました。
早明浦ダム周辺の1月の降水量は、例年の5割程度に留まっていて貯水率はきょう午前0時で60%と平年を20ポイント余り下回っています。
県庁ではきょうから3日かけて庁舎内の130か所のトイレで洗面台の水栓を調整し水圧を半分に下げます。
(香川県水資源対策課 小塚武司課長)「お風呂の残り水を洗濯に使っていただくとか、県民の皆さんひとりひとりができることから節水に取り組んでいただきたい」
第一次取水制限で直ちに県民生活への影響はありませんが、今後も貯水率が回復しなければ、生活に影響が出るおそれのある取水制限が検討されることになります。