こんにちは。キャンプがニガテなファミリーキャンパー、えいみーです。キャンプなどのアウトドアを家族で楽しんでいる筆者ですが、サーモスの『山専用ボトル』は我が家でもっとも出番が多い道具。保温・保冷力が高く、2020年に購入して以来、季節を問わずあらゆる場所で、あらゆるアクティビティーに持ち出しています。我が家の愛用ギア、サーモス『山専用ボトル』をレビューしていきます!
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サーモス『山専用ボトル』は登山向けに開発されたハイスペックな水筒
水筒やマグボトル、キッチン用品などで有名なサーモス株式会社。『山専用ボトル』は、登山の過酷な環境下での使用を想定して開発された、サーモスの高性能な水筒です。
優れた保温・保冷力や耐久性により、登山者に支持され続けている『山専用ボトル』。発売が開始された2007年以降、ユーザーの声に耳を傾けアップデートを繰り返し、今やサーモス社のロングセラー商品となっています。
筆者は『山専用ボトル』の保温性を特に気に入っていますが、高い温度をキープしたお湯を持ち運ぶ主なメリットとして、以下のようなものが挙げられます。
- お湯を沸かす手間が減る
- 火器が使えない場所でも熱いお湯を用意できる
- 燃料の節約になるため防災面でも役立つ
「山専用」として開発された水筒ですが、登山に限らずアウトドアを楽しむ人にとっては、買って損なしの満足度の高いおすすめギアなのです!
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我が家は2020年6月にキャンプ用に購入!現在までに夫は登山も始めて、『山専用ボトル』は1年中大活躍しているんだ~!!!
使用想定人数や具体的な使用例を解説!サーモス『山専用ボトル』のスペックをチェック
サーモスのハイスペック水筒である『山専用ボトル』は、500ml・750ml・900mlの3つのサイズが展開されています。各サイズのスペックと、使用想定人数や具体的な使用例をチェックしていきましょう。
サイズごとのスペックを比較
上記のスペック比較表での注目ポイントは、太字で示した保温力と保冷力の高さ。
容量により若干の差はありますが、保温を始めて6時間経過後に保温力は77度~80度以上を、保冷力は9~10度以下をキープできるのは驚異的な数値です。
カラーは各サイズとも3種類ずつ。マットブラック・クリアステンレスは各サイズとも共通ですが、500ml・750mlはサンドベージュ、900mlはマットレッドがそれぞれラインナップされています。
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筆者は900mlのみで展開されているマッドレッドを選びました!
各サイズのおすすめ使用人数と使用例
サーモス『山専用ボトル』のおすすめの使用人数や使用例などを、サイズごとに具体的に示していきます!
使用例に登場するアイテムは、筆者がよく持ち歩く以下の3つのアイテムを想定しました。
- カップラーメン:お湯300ml
- コーヒー :お湯150ml
- カレーメシ :お湯230ml
バーナーとケトルがあれば、お湯を沸かしなおすときには時短になりますし、消費した分のお湯を沸かして足すこともできます。
また、公園などの火器を使えない場所でも、アツアツのお湯を使えるのが何より便利です!
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自分がどんなアクティビティで、どのぐらいの量のお湯を使いたいのかを具体的にイメージしておくと、『山専用ボトル』を購入するときのサイズ選びに役立つかも!
高性能なサーモスの水筒『山専用ボトル』の5つの特徴とディテールをチェック!
ここからは、サーモスの『山専用ボトル』の5つの特徴をご紹介するとともに、ディテールを写真でチェックしていきます。
特徴[1]:優れた保温力&保冷力
一般的な水筒のなかには、洗いやすさや氷の入れやすさを優先し、手が入るほどの口径のものもあります。一方でサーモスの『山専用ボトル』は、保温・保冷力を優先するため、口径はやや狭めの3.6cmです。
『山専用ボトル』の保温力の高さをお伝えするために、Amazonでベストセラー1位の電気ポット「タイガー魔法瓶マイコン電気ポット2.2L」の保温温度を調べてみたところ、約70度~98度でした。
対する『山専用ボトル』は、電気を一切使わずに、6時間経過後でも77度~80度以上をキープ。
容量や長時間の保温にはもちろん電気ポットが優れています。ただ、6時間経過時点で電気ポットに引けを取らない保温力の『山専用ボトル』は、高性能な水筒と言えるでしょう。
特徴[2]:交換可能なダブルスクリューせん・パッキン
サーモス『山専用ボトル』の栓は、2つのスクリューせんを採用しており、上のスクリューせんを回してできる隙間から水分を注ぐ構造です。
隙間を最小限にすることにより、お湯の温度を長時間高温にキープできますし、倒したとしても中身が漏れにくい構造になっています。
パッキンは取り外せるので、お手入れをしやすいのもメリット。
パッキンなどのパーツ類は、サーモス公式オンラインショップはもちろん、Amazonでも購入できます。傷んだり汚れたりしやすいパーツ類を、簡単に交換できるのはありがたいです。
パーツの詳細情報はサーモス公式オンラインショップで型番などからチェックするのがおすすめです。
特徴[3]:グリップ性を高めるノンスリップコップとボディリング
ボトル上部のコップは、グリップ性を高めるために、固さが異なる2つの素材を組み合わせているのが特徴。凹凸のあるゴツゴツとしたデザインも相まって、回しやすい仕様です。
また、コップの下にはシリコン製のボディリングがついており、本体をつかんだ際に滑りにくく、力が入りやすいのも魅力。
筆者の息子(小4)に手袋を装着したまま『山専用ボトル』を使ってもらったところ、コップも栓も簡単に開けることができました。
登山者が手袋を装着したままでも使いやすいよう、『山専用ボトル』は細部まで使いやすさにこだわって設計されているのです。
特徴[4]:落としたときの衝撃から守るソコカバー
キャンプや登山などで使用する場合、ゴツゴツした岩や砂利などの上に荷物を置くこともありますよね。
『山専用ボトル』の底には、シリコン製の『ソコカバー』がついており、落としても底が傷つかないよう保護してくれます。また、滑りにくいため、傾斜がある場所に置きやすいのもメリットです。
また、『山専用ボトル』にはサイズごとの専用ポーチも販売されています。落下や傷が心配な人は、あわせて使用するのもおすすめです!
特徴[5]:登山者に嬉しい軽量設計
もともと軽量な『山専用ボトル』ですが、シリコン製のボディリングとソコカバーを外すことで、さらに軽量化が可能です。
900mlの『山専用ボトル』は約390gですが、ボディリングとソコカバーを外せば約360gとなり、重量を約30g減らせます。
登山が趣味の夫も「自分で背負う荷物は1gでも減らしたいから、条件がシビアなシーンではこういう仕様がとてもありがたい」と、『山専用ボトル』にがっちりハートをつかまれています!(笑)
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厳しい山の条件を想定して「山専用」として開発されただけあって、ディテールのこだわりが開発者の愛を感じる~!
通年使える便利な水筒!サーモス『山専用ボトル』を持っていきたいシーンを季節ごとに紹介
「山専用」と謳われているサーモスの『山専用ボトル』ですが、登山をしない筆者でも通年愛用しています。ここからは『山専用ボトル』を持っていきたい、季節ごとのアクティビティをご紹介していきます!
【春】お花見や潮干狩り
少しずつ暖かくなり、お花見やパークキャンプなどのアウトドアレジャーを楽しみたくなる季節。ただ、天候や時間帯によっては肌寒さを感じることもありますよね。
『山専用ボトル』に入れたお湯を使って温かい飲み物を用意すれば、快適に春のレジャーを楽しめます。
我が家は海の近くに住んでいるので、GWの前後には潮干狩りに出かけることも。夢中になり気づくと何時間も経っているので、カップ麺にサッとお湯を注げる『山専用ボトル』が重宝しています。
【夏】シュノーケリングやプール
夏になると早朝から海に出かけて、1日中海水浴やシュノーケリングを楽しみます。シュノーケリングで長時間海に入っていると、身体が冷えてしまうので、『山専用ボトル』のお湯は欠かせないのです!
また、休憩時間が決まっている市民プールでは、お昼どきの売店は混みやすいですよね。そのため我が家では、カップラーメンとお湯を入れた『山専用ボトル』を持ち込むのが最適解と結論づけました!
【秋】紅葉狩りやハイキング
秋はキャンプのベストシーズンですよね!紅葉狩りやハイキングにもいい季節である一方、冷えこむ日が増えるのも事実。
特に山を散策するときには『山専用ボトル』とお茶セット一式を持っていきます。
【冬】スキーやスノボなどの雪遊び
多くのスキー場には食堂がありますが、お昼の時間帯はとても混んでいて、昼食にありつけるまでに時間がかかってしまうことも。
晴天の日限定ですが、休憩スペースがあればカップラーメンなどをササっと食べて、スキーを存分に楽しむのが我が家流です。
※スキー場によっては食べ物の持ち込みが不可の場合もあるので、事前にルールを確認してくださいね。
通年楽しめるレジャーにももちろんおすすめ!
釣りは風による寒さや、日照りによる暑さなど、季節によっては身体への負担が大きいアクティビティだと感じます。
『山専用ボトル』があれば、お湯や冷たい飲み物を用意しやすいため、体へのダメージがぐっと抑えられ、のんびりと釣りを楽しむことができますよ。
また、我が家では通年でキャンプをしますが、春・秋・冬にはカルピスや梅酒などのお湯割り用に、夏には水割り用に『山専用ボトル』が大活躍します!
特に冬キャンプでは、氷点下になった朝でも前日沸かしたお湯がまだ温かいので、起きてすぐに温かいものを飲めると『山専用ボトル』を買ってよかったとしみじみ感じます!
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お湯を沸かしなおす手間が省けるのは便利だし経済的だから、自宅でも取っ手がついたタイプのサーモスのステンレスポットを使ってるけど、こちらもおすすめ!
「山専用」設計だからこそのサーモス『山専用ボトル』の気になるポイント
非常に満足度が高く1年中愛用しているギアですが、使ってみて感じた「ここはちょっと気になる」というポイントもご紹介します。
お湯を注ぐときに緊張する
前述した通り、サーモスの『山専用ボトル』は、すべてのサイズにおいて保温力を優先させるため、やや狭めの3.6cmの口径が採用されています。
筆者が所有している900mlの『山専用ボトル』は、容量が大きいのでたっぷりお湯を注がなければならず、地面が不安定なキャンプ場などでは、お湯を注ぐ際にこぼさないよう少し緊張してしまいます。
氷を入れにくい・大きい氷が入らない
サーモスの『山専用ボトル』は保冷力にも優れているので、夏のキャンプに氷や氷水を持っていくと、冷たい飲み物を作るときにとても便利です。
ただ、口径が狭いので氷を入れにくく、家庭用冷凍庫などで小さく精製された氷がギリギリ入る程度。コンビニやキャンプ場で購入できる大きなロックアイスは入らないので注意が必要です。
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気になる点はどちらも「口径の狭さ」に起因するものだけど、保温力・保冷力の高さとのトレードオフだから、割り切って使おう!
サーモスの水筒『山専用ボトル』と一緒に1年中アウトドアを楽しもう!
サーモスの『山専用ボトル』は、専門性の高いギアと思われがちですが、実はマルチに使えて私たちの生活を潤してくれる便利で高機能な水筒です。
ぜひお好みの『山専用ボトル』と一緒に、アウトドアをもっと楽しんでみませんか?