『核のごみ最終処分場』寿都町と神恵内村“文献調査の報告書原案” 2月13日に公表「次の段階の候補地」示される見通し…鈴木北海道知事は反対

原発から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定のため、北海道後志地方の寿都町と神恵内村で行われている文献調査の報告書原案が、2月13日の経済産業省の作業部会で公表されることになりました。国内で初めてとなる「核のごみ」の最終処分場選定の第一段階にあたる文献調査は、原子力発電環境整備機構NUMOにより2020年11月から寿都町と神恵内村で始まりました。

2月13日の経済産業省の作業部会で公表の見通し

経産省とNUMOは7日、13日に開かれる地震や地質の専門家などで構成される経産省の作業部会で、NUMOが作成した文献調査の報告書原案を公表するとしました。原案には次の段階の概要調査に進む地区が示され、当初2年程度とされ長引いていた調査が節目を迎えます。

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