テイラー・スウィフト、ニューAL『The Tortured Poets Department』の制作をいつから始めたか明かす

【The Eras Tour】のワールド・ツアーをキックオフしたテイラー・スウィフトだが、間もなくニュー・アルバム『The Tortured Poets Department』の“時代”が加わる。同作品は、彼女が【第66回グラミー賞】で<最優秀ポップ・ボーカル・アルバム>を受賞した際のスピーチで発表された11枚目のアルバムだ。

現地時間2024年2月7日にツアーを再スタートした日本公演で、今年4月19日発売予定の最新作にどれだけの期間を制作に費やしてきたか明かした。彼女は東京ドームで「“ミッドナイツ”を提出した直後から、“Tortured Poets~”の制作に取りかかりました」と共有し、「アルバムは何か月も前に提出するものなんです」と付け加えた。

「2年ほど前から取り組んでいます」と彼女は述べた。「全米ツアーの間、ずっと取り組んできて、完璧なものができた時、あるいは私見ですが、みなさんにとって十分なものができた時、完成となります。もうすぐみなさんに聴いてもらえることをとても楽しみにしています。すぐに一緒に体験できることになります」と続けた。

現地時間2月4日、テイラーが2022年にリリースしたアルバム『ミッドナイツ』でその日に獲得した【グラミー賞】の1つ目を受賞した際、会場となったクリプト・ドット・コム・アリーナのステージで『The Tortured Poets Department』のタイトルと発売日を明かし、直後にそのアートワークをインスタグラムで公開した。しかし、テイラーによると、【グラミー賞】授賞式で<最優秀ポップ・ボーカル・アルバム>や<年間最優秀アルバム>を受賞していなくても、最新アルバムの発表は今週行う予定だったようだ。

実際、【グラミー賞】の受賞がなかった場合、テイラーは2月7日のコンサートで最新アルバムのニュースを発表するつもりだったと語った。「幸運なことに、結果的に受賞しました」と彼女は観客に向かって述べ、『ミッドナイツ』の<年間最優秀アルバム>受賞を間接的に実現させたファンに感謝した。「私の代替え案は、今夜東京で発表することでした」と説明した。

「みなさんが私の音楽に関心を持ってくれることに感無量です。いまだに圧倒されます」と感謝し、「みんなから、“どうしてこんなにたくさんアルバムを作るの?”と聞かれます。私は“だって大好きだから。本当に好きなんです。楽しんでいるし、ほっといて”って答えます」と締めくくった。

今週、テイラーは東京ドームで残りの3公演を行い、その後カンザスシティ・チーフスとサンフランシスコ・フォーティナイナーズが対戦する【スーパーボウル】開催地の米ラスベガスに恋人のトラヴィス・ケルシーを応援するためにアメリカに戻ると予想されている。翌週、彼女は【The Eras Tour】のオーストラリア公演をスタートし、3月初旬にシンガポール公演を行う予定だ。

今週の【The Eras Tour】の公演では、4日分のサプライズ・ソングが演奏されることを意味し、2月7日の公演では「ディア・リーダー」と「ホーリー・グラウンド」が披露された。

© 株式会社阪神コンテンツリンク