中国国家外貨管理局。（資料写真、北京＝新華社記者/劉開雄）
【新華社北京2月8日】中国国家外貨管理局が7日に発表した1月末時点の外貨準備高は3兆2193億ドル（1ドル＝約148円）で、23年12月末から187億ドル（0.6％）減少した。
同局によると、1月は主要国・地域の金融政策見通し、マクロ経済データなどが要因となってドル指数が上昇し、世界の金融資産価格は明暗が分かれた。為替換算や資産価格の変動などの要因が総合的に作用し、外貨準備高の減少をもたらした。中国経済が回復して上向き、長期的に上向くファンダメンタルズ（基礎的条件）に変化はなく、外貨準備高が引き続き基本的な安定を維持する上で有利となっている。
