混戦模様のプレミア…”帰ってきた”デ・ブライネが自信を語る「何をすべきか知っている」

マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが、プレミアリーグの優勝争いについて言及した。7日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』がコメントを伝えている。

2023-24シーズンも後半戦に突入した中、プレミアリーグの熾烈な上位争いに注目が集まっている。現段階で首位に立っているのが4年ぶりの優勝を目指すリヴァプールだ。ユルゲン・クロップ体制ラストイヤーとなる今シーズンは、ここまで23試合を消化し15勝6分2敗の成績で勝ち点「51」を獲得している。そのリヴァプールを直近の試合で破ったのがミケル・アルテタ監督率いるアーセナル。首位と「2」ポイント差の3位につけ、上位争いに加わっている。

3連覇中の“王者”マンチェスター・シティはここまでの22試合を15勝4分3敗の成績で終え勝ち点「49」を獲得。得失点差でアーセナルを上回り、1試合未消化ながらリヴァプールと暫定「2」ポイント差の2位につけている。シーズン後半戦に向けては、8月のリーグ開幕節以来欠場が続いていた“司令塔”デ・ブライネが戦列に復帰。リヴァプール追撃と前人未到の4連覇達成に向けて、万全の体制を整えた。

復帰後のリーグ戦3試合で1ゴール3アシストともはや別次元のクオリティを見せつけている32歳は、優勝争いの行方について「多くのチームが絡んでいる」とコメント。複数クラブの名前をライバルとして挙げつつ、今後の戦いに向けて次のように自信を示している。

「リヴァプールとアーセナルが僕たちと一緒にいるが、アストン・ヴィラやトッテナムも近い位置にいると思う。当面はこの5チームで争うことになるだろう。上手くやらなければというプレッシャーはあるが、2カ月後に何が起こるかを考えてもあまり意味がない。僕たちは試合に勝ち、そして楽しむ必要がある。何をすべきかということは知っているよ。プレッシャーは常にあるが、最後まで戦う準備はできている」

また、自身のコンディションについても言及。「すべてが非常に上手くいっているので満足している。戻ってきて気分が良くなったし、試合を重ねるたびにどんどん良くなっている。まだ物足りなさを感じることもあるが、やるべきことをやっているので心配はしていない。試合でのフィットネスを手にしているだけだよ」と語り、状態が上向いていることを強調した。

次節は本拠地『エティハド・スタジアム』にエヴァートンを迎えるマンチェスター・シティ。3月に入ると、リヴァプールやブライトン、アーセナル、アストン・ヴィラと“難敵”との連戦が控えている。

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