新しい愛知県体育館の名称が「IGアリーナ」に決まる 2026年アジア大会の会場にも 名古屋の新たなシンボルとなるか 

2025年夏の開業に向け建設が進む新しい愛知県体育館について、8日、ネーミングライツを取得する企業と施設の名称が発表されました。

ネーミングライツを取得したのは、イギリス・ロンドンに本社を置き、国際的に金融サービスを展開する「IGグループ」で、新しい愛知県体育館の名称は「IGアリーナ」と発表されました。

契約期間は2025年からの10年間で、ネーミングライツ契約としては国内で最大規模になるとしています。

新しい愛知県体育館であるIGアリーナは、名古屋市北区の名城公園で2022年から建設工事が進められていて、建築家の隈研吾さんがデザインを手がけました。

最大収容人数は1万7000人で、2026年に愛知を中心に行われるアジア大会では、柔道やレスリング、ブレイキンの会場となる予定です。

新しい愛知県体育館のネーミングライツが決まったことについて、愛知県の大村秀章知事は「世界トップレベルのアリーナを目指す愛知県新体育館に、世界有数の証券会社であるIGグループがネーミングライツパートナーとして参画されることを心から歓迎します」とコメント。

一方、IGグループ側は「ネーミングライツ契約と新しいパートナーシップは、日本市場におけるIGのブランドをさらに強化するパワフルかつユニークな機会を私たちのビジネスにもたらすでしょう。私たちはこの新しいアリーナが特別で思い出に残る体験を観客に提供する瞬間を想像し期待に胸を膨らませています」とコメントしています。

IGアリーナは、2025年の大相撲名古屋場所の初日となる7月13日にオープンします。

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