川崎のジョーダン・ヒースがIL入り…正念場にまた主力離脱のアクシデント

2月8日、B1中地区4位の川崎ブレイブサンダースは、ジョーダン・ヒースを「右足関節外側靱帯損傷」のためインジュアリーリスト(IL)に登録した。

アメリカ出身で現在32歳のヒースは、208センチ110キロのセンター兼パワーフォワード。2019-2020シーズンに川崎へ加入すると、加入1年目からブロック王に輝き、昨シーズンには自身2度目となるブロック王のタイトルを獲得。Bリーグ5年目となる2023-24シーズンも、ここまで29試合に出場し、1試合平均6.8得点6.4リバウンド1.3アシスト1.7ブロックをマークしていた。

しかし、3日の京都ハンナリーズ戦で第2クォーターに相手のシュートをブロックした直後、着地する際に相手選手と交錯するような形で転倒。苦悶の表情を浮かべながらも自力で歩いてコートを後にしていたが、7日の琉球ゴールデンキングス戦は欠場していた。

ILに登録された選手は30日間再登録できないため、ヒースの復帰時期は最短でも3月20日の第26節・三遠ネオフェニックス戦以降となる見込み。現在中地区4位、ワイルドカード争い4位の川崎は、今シーズン限りでの引退を表明している“大黒柱”ニック・ファジーカスも負傷離脱しており、またしてもインサイドの要を失う痛いアクシデントとなった。

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