再び北朝鮮撃破へ!佐々木委員長が国立来場を呼びかけ「アウェー側がかなり埋まっている」「水曜はノー残業デー」【なでしこJ】

日本サッカー協会(JFA)は2月8日、パリ五輪の最終予選・北朝鮮戦(2月24日、第1戦/同28日、第2戦)に臨む日本女子代表のメンバー発表会見を実施。佐々木則夫女子委員長が集客状況について語った。

佐々木委員長はまず、第1戦の会場が平壌から「未定」になったと報告。「アジアサッカー連盟から中立地域会場を提案する通達が北朝鮮の協会にありました。北朝鮮の到着、出発の定期フライトが飛んでいないことや、試合開催に向けてのオペレーションが競技運営の観点からも不透明な点が多いためです」と説明した。

そのうえで第2戦は「予定通り国立競技場で開催する」と伝えると、続けてチケットの売れ行きに言及。アテネ五輪予選で北朝鮮を国立に迎えた際の盛況ぶりを振り返り、20年前の再現を願った。

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「アテネ五輪の出場権を懸けたアジア最終予選の北朝鮮戦も国立競技場で開催されました。その際はなんと3万1324名の来場がありました。その数字を上回る方々で、是非声援を送っていただきたいと思っています。現状1万人程度止まりかなという情報が来ております。その中でもアウェーゴール裏がかなり埋まっているようです。

ホームの雰囲気を。皆様にご協力をいただいて、2月28日に多くのサポーターに後押ししていただければと思います。当日は水曜日で、ノー残業デーでもありますから、会社帰りにでも是非、国立へ足を運んでいただいて、皆さんのお力を借りて、なでしこジャパンをパリ五輪へ後押ししていただければと強く願う次第です」

2004年、3万人超の観衆の前で日本は北朝鮮を3-0で破り、アテネ五輪出場を決めた。再び大勢の観客と共に、歓喜の瞬間を迎えられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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