藤井聡太八冠が「タイトル戦20連覇」に挑む王将戦 第4局2日目はハプニングから再開 勝敗が決するのは8日夜の見込み

将棋の藤井聡太八冠は今夜(8日夜)、前人未到の記録達成となるんでしょうか。

注目の王将戦第4局の2日目は「封じ手の読み上げ間違い」というハプニングから始まりました。

将棋の藤井八冠が10歳年上の菅井竜也八段からの挑戦を受ける王将戦。

東京の立川市で行われている七番勝負の第4局2日目の始まりは、まさかのハプニングから…。

(立会人)
「封じ手は4二飛車成りです。…失礼、逆です。4八飛車成です」

立会人である中村修九段が、封じ手を読み間違えてしまったのです。

(立会人)
「失礼しました。再開をお願いします」

王将戦は先に4勝した方がタイトルを獲得し、開幕から3連勝の藤井八冠は、8日に勝てば「王将3連覇」。

さらに、タイトル戦の「連覇記録」も注目されていて、藤井八冠が勝てば故・大山康晴十五世名人が、1963年から1966年にかけて達成した「タイトル戦19連覇」の記録を塗り替え、前人未到の「タイトル戦20連覇」を達成します。

そんな記念すべき対局となるのでしょうか。

2日目の勝負メシは「ラム肉の炭火焼き」、午前のおやつは「2種類のミニ鯛焼き小豆とカスタード」と「金の抹茶アイスラテ」でした。

藤井八冠が偉業を達成するか、菅井八段が1勝を返すか。

王将戦第4局は8日夜に決着する見込みです。

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