お世話になっている針に感謝 千葉県木更津市の寺院で “針供養”

お世話になっている針に感謝 千葉県木更津市の寺院で “針供養”

 千葉県木更津市の寺院で2月8日、針供養が行われ、着物の仕立てなど和裁を趣味に持つ人たちが、使えなくなった針を豆腐に刺すなどしてお世話になった針を労いました。

 木更津市富士見の成就寺では8日、折れたり曲がったりして使えなくなった針を労う針供養が行われました。

 この日は和裁を趣味に持つ和服姿の人など約30人が、境内の針供養塔の前で豆腐やこんにゃくに感謝の気持ちを込めながら針を刺し、供養しました。

 市内の公民館で振袖などを仕立てているという60代の女性は、「裁縫がもっと上手くなりたいという思いで、いつも針にお世話になっています。きょうは、汗で錆びてしまった針を供養しに来ました」と話していました。

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