路線バス15路線の廃止を打ち出していた福島県いわき市の新常磐交通は、市からの補助金増額を受けて、5つの路線を存続させることになりました。
いわき市の内田市長は、8日に発表した新年度予算案のなかで、4月のダイヤ改正で路線バス15路線の廃止を打ち出していた新常磐交通に経費の補助を増額する方針を明らかにしました。
これを受けて、新常磐交通では通学などの利用が多い5つの路線を存続させます。
存続するのは、平~好間、平~江名、泉~江名、平~湯本~湯本市内循環、そして菊田小の5つの路線です。
内田市長は「公共交通の存続のため、利用を呼びかけていきたい」と話しています。