日本代表はアジアカップで有力な優勝候補とみられていた。それだけに、ベスト８敗退という結果に終わり、遠藤航の復帰が決まったことは、リバプールにとっては朗報だった。
加えて、リバプールはドミニク・ソボスライが再びハムストリングを負傷。ユルゲン・クロップ監督が中盤の構成をどのようにするか注目されるなか、遠藤復帰の重要度はさらに高まっている。
リバプール専門サイト『Anfield Index』は２月７日、遠藤の復帰は「タイトルを願うリバプールの後押し」になるとし、「タイムリーな復帰は重要な補強」だと報じた。
同メディアは中盤の構成について、「エンドウを守備的MFに置き、アレクシス・マカリステルとカーティス・ジョーンズで両脇を固めるのが正しいだろう」と伝えている。
「（アジアカップ出場で）エンドウを失う前は、マカリステルがひざのケガから回復した。彼が守備的MFとして本当に輝くようになったのは、ここ１か月ほどのことだ。今度はもう少し前の位置を担うことができる。それがソボスライ不在への答えとして論理的だと考えれば、粘り強さは高まるだろう」
【画像】クラブ公式が投稿！リバプールに復帰した遠藤航
さらに、Anfield Indexは「夏にエンドウを獲得したことには妥当な真の懸念があった。だが、今ではそれらの疑問を抱くのは不必要となった。これまで以上に安定と懸命な仕事が必要なこの時期、クロップは指示を実行してくれると信頼できる選手たちのことを見るだろう」と続けた。
「アンフィールドにバーンリーが来る土曜の試合で、エンドウはスタメンに名を連ねるはずだ。パワーとエネルギーを失っただけに、適切な補充が必要となる。そういう選手が今週は戻ってきた」
期待は高まっている。遠藤はアジアカップでの失望をバネに、イングランドで栄光をつかめるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【森保ジャパン26選手の通信簿】まさかのベスト８敗退。A評価は２人にしか与えられない。“最低のD”だった３人は？［現地発］
