湯郷ベル 1部昇格へ決意新た 美作、湯神社で選手ら必勝祈願

 サッカー女子なでしこリーグ2部の開幕(3月16、17日)に向け、美作市を拠点とする岡山湯郷ベルは7日、同市湯郷の湯神社で必勝祈願に臨み、選手らが昨季の3位からさらに躍進しての優勝、1部昇格を目指す決意を新たにした。

 選手30人と谷口博志監督、塚本一郎会長、高橋寿輝ゼネラルマネジャーが湯郷温泉街関係者らと一緒に参拝。田村光弘宮司が祝詞を奏上し、横山久美主将らが玉串をささげた。

 塚本会長は「昨年果たせなかった優勝、昇格に向け力いっぱい頑張っていく」と述べた。選手らはハート形の絵馬に「優勝!」「勝ちにこだわる」などと書き込んで奉納した。

 必勝祈願に先立ち、市主催の激励セレモニーが同市中山のみまさかアリーナで開かれ、市職員や市議、市民、サポーターら約50人がチームにエールを送った。

 横山主将は「優勝したいというより、しなければならない。たくさんの応援とプレッシャーを与えてほしい」と決意表明。萩原誠司市長が栄養補助食品、山本雅彦市議会議長が花束を贈り、活躍を期待した。

 3月17日の開幕戦はアウェーでFCふじざくら山梨と対戦する。同24日のホーム初戦は美作ラグビーサッカー場につくばFCレディースを迎える。

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