「なぜその選曲?」人気歌手のパフォーマンスが物議→曲を歌った本当の理由は…

歌手デミ・ロヴァートが、アメリカ心臓協会主催のコンサート『Go Red for Women Red Dress Collection Concert』に出席し、パフォーマンスを披露しました。

Jan Hetfleisch / Getty Images

アメリカ心臓協会は、心血管疾患や脳卒中による後遺症や死亡ケースを減らすため、医学研究に資金を提供する非営利団体です。

同団体はその年の功績をたたえ、心血管疾患に対する認識を高めるために、毎年イベントを行っています。

今回、デミが出席したコンサートには、過去に心臓発作を経験した人たちも招待されました。

デミは、2013年発売のシングル『Heart Attack(心臓発作)』を披露。SNSでは、同曲が「心血管疾患への認知」をテーマにしたイベントにふさわしくないと、疑問視する声が寄せられています。

Astrid Stawiarz / Getty Images for The American Heart Association's Go Red for Women Red Dress Col

パフォーマンスの様子がこちら👇

💬「アメリカ心臓協会のイベントで、デミ・ロヴァートが『Heart Attack』を歌った。ありえない」

💬「デミ・ロヴァートが心臓発作を経験した人たちの前で『Heart Attack』を歌ったってどういうこと!?」

2018年、自身も心臓発作を経験したデミ。パフォーマンスの前に行ったスピーチで、選曲の理由をこう説明しています。

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「次の曲は、恋に落ちるときや失恋するとき、自分自身をさらけ出し、リスクを負って何かに挑戦する…。そんな強い感情を表現した歌です」

「この曲は、私のこれまでの人生そのものです。心とハート、そして体とのつながりがどれほど強いかということを、私を含め、会場にいるみなさんに改めて知ってほしいです」

また、選曲を疑問視する声に対して、デミの代理人はこう反論しています。

Slaven Vlasic / Getty Images for The American Heart Association's Go Red for Women Red Dress Col

「デミは心(メンタルヘルス)とハート(心臓)のつながりについて話したんです」

「会場にいた女性たちを擁護、応援するためにデミはイベントに参加しました。それは慎重に扱わなければいけない瞬間でした」

「デミがなぜその曲を選んだのかについて、すばらしいスピーチを送りました。メンタルヘルスと心臓のつながりについて、観客に向かって語りかける姿は、すてきな姿でした」

この記事は英語 から翻訳・編集しました。翻訳:久保舞菜美

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