「甘みがあって冷えてもおいしい」 広島・北広島町のコメ 「いのちの壱」 が日本一

京都の老舗米穀店「八代目儀兵衛」が主催する、コメのコンテストで北広島町のコメが最優秀賞を受賞し、関係者が町長に日本一を報告しました。

高速道路エンジニアリング中国 北村弘和 社長
「お米番付で最優秀賞をとりました」

北広島町の箕野博司 町長を訪ねたのは、西日本高速道路エンジニアリング中国の北村弘和 社長らです。去年、この会社の北広島農で作った「いのちの壱」が「八代目儀兵衛」主催の「お米番付」で、全国から応募のあった197点の中で、最優秀賞を受賞しました。

北広島町 箕野博司 町長
「甘みもあるし、おいしいです」

この「いのちの壱」は味の良さが売りの新しいコメです。北広島農場では、大朝地区の田んぼで、6年前から栽培していて去年から「わさの舞」というブランド名で広島市内の一部スーパーでも販売しています。

高速道路エンジニアリング中国 北広島農場 水口一真さん
「いのちの壱の特徴である粘り、甘み、米粒の粒感。トータルバランスが、そろってきたのかな」

北広島町では、おととしからコメの全国コンテストを開催、町内の農家の良質米の生産を後押ししています。

北広島町 箕野博司 町長
「客観的な評価を得て、高くても売れるコメを作っていこうと。(北広島町を)しっかりPRできたらいいなと」

町では北広島のコメを食べに来る観光ツアーも検討中で、日本一フィーバーはしばらく続きそうです。

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