介護や仕事で体への負担を減らす「アシストスーツ」が進化しています。
どのようにラクになるんでしょうか。
両脚に器具を装着して机の上にパソコンを置いた記者、まるでイスがあるような姿勢でかがんでいて、何だか辛そうにも見えますが、実はとてもラクなんです。
その理由は記者が脚に装着した「アシストスーツ」。
(報告:徳田早穂記者)
「こちらのアシストスーツ、かがんでみるとイスに座っているような感覚になっていて、足腰にほとんど負担がかかっていない状態です」
一見辛そうでもアシストスーツが体重を分散。
医師の声から生まれたもので、手術など長時間の立ち仕事をラクにします。
医療現場のほか工場などでも活躍中です。
そして、こちらは…。
(報告:徳田早穂記者)
「自分の目線より高い位置の作業をする時に、腕の負担を軽減してくれるアシストスーツです」
長時間腕をあげる作業で上半身の負担を軽減。
建設現場や果物の生産農家で人気があるということです。
そして、空気で伸び縮みする人工筋肉を使ったアシストスーツも活躍しています。
これらは、企業9社が参加したアシストスーツの体験会で紹介されました。
(アシストスーツ協会 飯田成晃 代表理事)
「アシストスーツ自体が実際に試さないとわからないものなので、比較検討していただく場という形で開催した」
はたからは、ちょっと不思議に見える体勢も当たり前…、そんな時代が近づいています。