2019年まで韓国と境港(鳥取県境港市)を結んでいた貨客船「イースタンドリーム号」が、今年の夏から再び境港に就航する見通しとなりました。
イースタンドリーム号は韓国DBSクルーズフェリーの貨客船として韓国の東海港などと境港を結ぶ航路に就航していましたが、この航路は2019年に休止となりました。
イースタンドリーム号を引き継いだ韓国のトゥウォン商船は、このほど境港への寄港の免許を韓国海洋水産部に申請し、先月31日付で免許が得られました。
イースタンドリーム号は旅客定員530人のカーフェリーで、韓国東海港と境港を週1回結ぶ航路で今年5月に試験運航を始め、7月からの正式運航を目指します。
利用者の減少やコロナ禍などで境港から姿を消したイースタンドリーム号がおよそ5年ぶりに就航し、2020年に完成した境夢みなとターミナルにとっても初めての国際定期便となります。
平井伸治鳥取県知事は、「イースタンドリーム号お帰りなさい、環日本海ゲートウェイの本格的再起動を目指し就航先の江原特別自治道と連携を進める」とコメントしています。