新型コロナウイルス感染拡大 インフルエンザ患者上回る

新型コロナウイルスの感染が拡大しています。県の最新の調査で県全体の感染者の数は増えて、患者が減ったインフルエンザを上回りました。県はインフルエンザ・新型コロナともに、10歳未満の感染が特に増えているとして、家庭での感染対策も心がけるよう呼びかけています。

県のまとめによりますと、今月4日までの1週間に県内51の医療機関で確認された新型コロナウイルスの感染者は、県全体で553人でした。3週連続で前の週より多くなっています。

1医療機関あたりの感染者の数は10.84人で、保健所別では大仙、秋田市、北秋田、能代が10人を超えています。10人以上への感染が報告される集団発生は県内13か所で確認されています。

インフルエンザの患者の数は382人で、前の週と比べて250人少なくなりました。1医療機関あたりでは県全体で7.49人です。保健所別では、最も多い秋田市と由利本荘、それに北秋田に注意報が出されています。

県はインフルエンザ・新型コロナともに、10歳未満の感染が特に増えているとして、家庭での感染対策も心がけるよう呼びかけています。

© 株式会社秋田放送