人口減少が進む地域での「デジタル」活用は 岩手・釜石市でシンポジウム デジタル庁参事官「行政と民間による共助のビジネスモデルが重要」

デジタル技術を活用したこれからの地域づくりを考えようというシンポジウムが8日、岩手県釜石市で行われました。

シンポジウムはデジタル技術の活用を進める岩手県内のNPO法人が開いたもので、市民などが参加しました。
シンポジウムにはデジタル庁の松田昇剛・統括官付参事官が招かれ、富山県朝日町で国の補助金を活用して開発したアプリで運用されているマイカーの乗り合いサービスを、多くの高齢者が利用していることを説明しました。
松田参事官は「人口減少社会では、行政と民間が構築する共助のビジネスモデルが重要」と話し、官民の協力の必要性を訴えました。
地域の人口減少と高齢化が進む中、会場を訪れた市民はこれからの地域づくりにおけるデジタル技術の可能性について考えていました。

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