EVNNE、2ndミニアルバム「Un: SEEN」でカムバック“ZEROBASEONEから良い刺激を受けている”

写真=Jellyfishエンターテインメント

第5世代のK-POPを引っ張っていく魅力的な“悪童”の誕生だ。Mnetオーディション番組「BOYS PLANET」で名前を知らせ、昨年9月19日にデビューしたボーイズグループEVNNEが、約4ヶ月ぶりに2ndミニアルバム「Un: SEEN」でカムバックした。グループ名のEVNNEは「EVENing's Newest Etoiles」という意味で、毎晩夜空に新しく浮かぶ星のように、一番高いところで明るく輝き、皆の目を引くという覚悟が込められている。

彼らは最近、ソウル市瑞草(ソチョ)区瑞草洞(ソチョドン)のあるカフェで行われたインタビューで、「さらに成長した悪童の姿でカムバックした」と今回のアルバムへの自信を示した。

ケイタは「デビュー当時よりも強くなりました。カメラにも慣れてきました。撮影では余裕のある姿をお見せしたくて、準備時間に歌を聞きながらフリースタイルダンスを踊って緊張をほぐしましたが、役に立ったみたいです」と明かした。

今回のアルバムについてユ・スンオンは「僕たちの色がより一層強くなったと思います。初めてのアルバムはたくさん緊張しましたが、今回は自然に気楽に臨もうと考えました」とし、チ・ユンソは「最初に会った時より、ケミ(ケミストリー、相手との相性)が良くなったと思います。チームワークがとても良くなりました」とグループとして成長した部分について明かした。

「ビジュアルの面で成長したと感じるか」という質問にイ・ジョンヒョンは、「1stミニアルバムの時は、顔がふっくらしていましたが、今回のコンセプトが強烈だったので、たくさん運動をして以前より顔の肉を落としました。体の筋肉も増えたので、野生美が追加されたんじゃないですかね」と話して笑いを誘った。

またパク・ジフは「髪の色を黒色から赤色に変えることで、悪童らしい強烈なインパクトを与えようとしました」と大胆なイメージチェンジの理由を明かした。

続けてムン・ジョンヒョンも「髪の色を黄色から黒色に変えたことで、成熟した姿をお見せできたのではないかと思います。僕もたくさん運動をして体のラインが美しく見えるよう気を使い、髪も短くしたので一生懸命にダイエットしました。髪が短くても顔が(カメラに)綺麗に映るように頑張りました」と伝えた。

自分を綺麗に見せる秘訣についてパク・ハンビンは「カメラに映る自分をずっとモニタリングしてみたら、どのようなアングルがいいのか、僕によく合うアングルを見つけられたようです。また“悪童”コンセプトに慣れてきたと思います」と話した。

さらにユ・スンオンは「僕は逆にバルクアップ(筋肉をつけて身体を大きくすること)をしたのですが、強烈なコンセプトによく合うビジュアルになったんじゃないかなと思います」とし、ケイタは「僕は眉毛のスクラッチで、さらに(笑)男らしさを強調しました」とビジュアルの変化を伝えた。

今回のアルバムには、タイトル曲「UGLY」をはじめ、「SYRUP」「K.O.(Keep On)」「Chase」「Festa」まで全5曲が収録された。タイトル曲は、自由奔放な悪童のイメージを際立たせる楽曲で、迫力溢れるサウンドと「Get ugly. I love it」という歌詞が繰り返され中毒性の高いトラックだ。クセになる強烈なビートと特有のチームカラーの調和で見る人を圧倒した。

チ・ユンソは「タイトル曲を聞いた瞬間、僕たちの“悪童”コンセプトにぴったりだと思いました。歯を食いしばって一生懸命に努力するという意志を固めました」とし、パク・ハンビンは「タイトル曲はパフォーマンスのための楽曲だと思います。ステージとパフォーマンスを楽しみながら聞くと良いと思います。そういう意味で“見る面白さがある”ナンバーだと思います。見て楽しんでいただきたいです」と紹介した。

昨年9月に華やかにデビューを果たした彼らだが、その過程には様々な困難があった。彼らはMnetのサバイバル番組「BOYS PLANET」に出演して大人気を博したが、デビューを目の前にしてZEROBASEONEの最終メンバーから脱落し、多くのファンが胸を痛めた。そのため、タイトル曲を通じて、内面の痛みや傷など繊細な部分まで逃さないようにしたと彼らは説明した。

チ・ユンソは「僕たちは『BOYS PLANET』という番組に出演しましたが、最終的に選ばれなかった練習生たちがEVNNEとして集まったじゃないですか。そのように順調ではなかった過程で感じた痛み、またその過程を通じて得た成長や強靭さなどをニューアルバムに込めました」とし、「これに関するエピソードがあります。ミュージックビデオを撮影する時、壁に『アヒルの子』という英語の文字が書かれていました。その文字を見て『あ、僕たちの物語みたい』と思いました。アヒルの子が様々な過程を経て華やかに輝く白鳥になったように、僕たちも順調ではありませんでしたが、その代わりにより強く成長して、誰かのロールモデルとして選ばれるアーティストになれると……本当に胸を打つ文字でした」と素直な思いを伝えた。

そんな彼らがZEROBASEONEとはお互いに応援し合う“良きライバル”だと明かした。

ユ・スンオンは「ZEROBASEONEは同じ番組で一緒に頑張ってきた仲間であり、人生の大切な瞬間を一緒に過ごした先輩として『僕たちも頑張ろう』と刺激を受けました。最近、ZEROBASEONEのリッキーと連絡をとりましたが、成長した僕の姿を見て『スンオン、立派になったね』と言ってくれて胸がいっぱいになりました」とZEROBASEONEとの交流を伝えた。

続けてチ・ユンソは「僕はジャン・ハオ、キム・ギュビン、リッキー、ハン・ユジンと連絡をとっていますが、お互いのパフォーマンスを見たり“良きライバル”として応援し合っています」と話した。

パク・ハンビンは「僕はソン・ハンビン、キム・テレと連絡しています。僕たちのコンセプトフォトを見て『表情が自然だ』『コンセプトフォトが最高』『コンセプトがぴったりだ』と応援してくれました。僕はコンセプトフォトを撮影する前に、他の先輩方の写真を見て勉強するのですが、ZEROBASEONEの先輩方の写真も参考にしてポーズなどを勉強しました」とビハインドを明かした。

さらに収録曲についてパク・ジフは「『Chase』という楽曲を聞いていただきたいです。メンバーたちの神秘的な声とドラムのハーモニーがとても良いです。軽快で夢幻的な雰囲気の楽曲です」と紹介した。

続けてケイタは「5番目のトラック『Festa』を紹介したいです。僕が作詞と作曲に参加しましたが、メンバーたちとファンの方々を考えながら作ったので、とても特別な楽曲です」とファンへの愛情を表した。

さらにチ・ユンソは「収録曲の中で『SYRUP』という楽曲があります。ヒップホップジャンルの音楽で愉快なナンバーです。一度聞くとハマってしまう楽曲なので、僕たちの魅力を感じることができると思います。あ! 僕とケイタ、ジョンヒョンが作詞に参加したんです(笑)」と笑顔を見せた。

“パフォーマンスマッチプ(美味しいお店)”らしく強烈な悪童の魅力はもちろん、デビューまでの様々な困難を表現した2ndミニアルバム「Un: Seen」を通じて、第5世代アイドルとして華やかに羽ばたき始めたEVNNE。

そんな彼らに今年の目標について尋ねるとユ・スンオンは「オールラウンダーグループになりたいです。音楽をはじめ、様々な場面で輝くチームになりたいです。ニューアルバムをぜひ聞いていただきたいです!」と願いを話した。

続けてパク・ジフが「今年はメンバーたちと一緒に夢に向かって進むだけでなく、ファンの方々の前でライブもしたいです。ファンの皆さんとコミュニケーションをとりたいです」と伝えた。

最後にイ・ジョンヒョンは、「昨年、“始まり”をお見せしたとすれば、今年は成長する姿をお見せしたいです。一生懸命に頑張るので期待してください。夢は大きい方がいいという言葉もありますので、米ビルボードで『HOT100』にチャートインしたいです!」と手を挙げて伝えた。

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