2月7日夜、静岡市駿河区の交差点で小学4年生の男の子を観光バスではね、けがをさせた疑いで、50代の運転手の男が現行犯逮捕されました。男の子は腰の骨を折る重傷です。
過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、栃木県大田原市の運転手の男(54)です。警察によりますと、運転手の男は7日午後7時頃、静岡市駿河区曲金の交差点で観光バスを運転中、近くに住む小学4年生の男の子(10)をはねて、けがをさせた疑いがもたれています。男の子は病院に運ばれましたが、腰の骨を折る重傷です。
現場は信号機のある交差点で、観光バスが左折する際に横断中の男の子を巻き込んだとみられ、男の子はスイミングスクールの送迎バスから降りた直後だったということです。観光バスは栃木県内のバス会社が所有する大型バスで、事故当時、客は乗っていませんでした。
運転手の男は「事故を起こしたことは間違いない」と容疑を認めていて、警察が事故の起きた原因を調べています。
