パリ五輪メダルにエッフェル塔 「ショーメ」がデザイン

発表されたパリ五輪(右側)とパラリンピックのメダルデザイン。表面(上)はフランス本土を「六角形」で表現し、五輪裏面(右下)はギリシャ神話の女神ニケ、パラ裏面(左下)は下から見上げたエッフェル塔が描かれた(大会組織委提供・共同)

 【パリ共同】パリ五輪・パラリンピック組織委員会は8日、五輪とパラのメダルのデザインを発表し、パリを象徴する観光名所のエッフェル塔をあしらう地元色の強いものになった。各大会で特徴が出る側はフランス本土の形を表す「六角形」の鉄が中央にはめ込まれ、周囲のぎざぎざで「フランスの威信」や「選手の輝き」を表現した。

 五輪ではギリシャ神話に出てくる勝利の女神ニケの後方にエッフェル塔が添えられ、パラでは下から見上げた際の塔が描かれた。フランスの高級宝飾ブランド「ショーメ」がデザイン。組織委の担当者は「パリを想像できる斬新なアイデアを組み込みたかった」と狙いを説明した。

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