「もう売られていないはずなのに、何故ここに！？」
2024年2月3日、群馬県伊勢崎市内を車で走っていたJタウンネット記者は、その看板を発見して仰天した。
群馬にあるはずのない"アレ"が描かれていたからだ。
明治のスナック菓子「カール」の看板である。
2017年8月生産分をもって、全国販売を終了し、関西以西だけで売られるようになったカール。
それがどうして、群馬でアピールしているのか。何の意味があるのか。まさか、ここには残っているとでもいうのか？
看板が設置されていたのは菓子販売店「おかしやさん伊勢崎店」。24年2月8日、Jタウンネット記者は同店を取材した。
店長によると、看板はカールが全国で販売されているころから、この場所に存在しているものだ。
「かなり古い看板で、カールの西日本限定になってからも、たまたま残っているんです」
なぜ無くなっていないのか。店長にも理由は分からないという。看板が残り続けていることによって発生している問題もある。
「カールの看板があるから、売っていると勘違いして来店される方もいらっしゃいます」
カールに飢えた群馬県民の勘違いを防ぐためにも、現在、看板の撤去を検討しているとのこと。看板が見たい人は早めに伊勢崎市へ向かわれたし。
