複雑化するサイバー犯罪に対応するため、広島県警は「特別サイバー捜査官」を任命しました。
「特別サイバー捜査官」に指名されたのは大原成一巡査部長です。大原巡査部長は指名条件である警察庁が実施したサイバー犯罪の捜査に関する試験で、合格率が約6パーセントともっとも難関な「上級」に合格しました。
大原巡査部長は「ランサムウェア」と呼ばれる、パソコンに侵入し使用不能にしたうえで復元と引き換えに金銭を要求する被害など、複雑な事案の解析などにあたるということです。
県警サイバー犯罪対策課 特別サイバー捜査官 大原成一 巡査部長
「不安に感じて警察に相談した人のためにも、迅速で適格に捜査を行えるように特別サイバー捜査官として県警を引っ張っていく人材になれるよう努力したい。」
