結婚を機に、ライフスタイルが変わる女性も多いことでしょう。
知人女性もまた、転勤の多い旦那さんの為に退職し、専業主婦の道を選びました。
ですが夫の妹である義妹は、そんな知人女性に対し、心無い言葉を投げかけてきます。
そこで旦那さんが放った一言とは……？ 知人女性からスカッとするエピソードを聞きました。
夫を支える専業主婦の鑑
知人女性は結婚前、銀行員として真面目に働くキャリアウーマンでしたが、結婚を機に専業主婦となりました。
旦那さんが転勤の多い仕事をしているかつ多忙だった為に、話し合いの結果、知人女性が家事面をメインで行った方が良いだろうと考えたそうです。
知人女性自身「今は愛する夫の為に、家事に専念するのが楽しい！」と言って、イキイキとした表情で家庭を守っていました。
常に家を綺麗に整え、美味しい料理で旦那さんを出迎える彼女の姿は正に「主婦の鑑」です。
酔っぱらった義妹の放った一言
そんなある日、夫の妹である義妹が家を訪れました。
久々の再会だったこともあり、御馳走を振る舞って義妹を歓迎する知人女性でしたが、そこで酔っぱらった義妹がとんでもないことを言い出します。
「良いなぁ～。お義姉さんは専業主婦で楽そうで。ま、私なら収入0のつまらない専業主婦なんて、真っ平ごめんですけど～」
義妹の言葉に呆然とする知人女性でしたが、そこで夫が義妹を諭しました。
「お前。いくらなんでも、その言い方は失礼だぞ」
夫の愛情
実兄にたしなめられ、さすがに義妹も失言だったと悟ったのでしょう。
バツの悪そうな表情を浮かべる義妹に対し、夫は静かにこう言いました。
「妻は、仕事で築き上げたキャリアがあったにも関わらず、俺の為に専業主婦になってくれたんだ。本当に感謝してもしきれない、最高の奥さんだ。だからお前も、そんなこと言わないでくれ」
すると義妹も「すみませんでした」と言って、知人女性達に頭を下げます。
義妹曰く、婚活しても中々上手くいかず、幸せそうな2人が羨ましくて、八つ当たりしてしまったとのことでした。
そこで知人女性が「義妹さんなら、きっと出来ますよ！」と言うと義妹は涙を流したといいます。
「あんなに失礼な発言したのに、そんな温かい言葉を頂けるなんて……。お義姉さんは本当に良いお義姉さんです！ 兄の言う通りだわ」
これを機に義妹も考えを改め、後に良いご縁にも恵まれたといいます。
彼女がどのようなライフスタイルを選択するかは分かりませんが、お互いに尊重しながら生活していけることを願いましょう！
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター：六条京子
