【連載Vol.11 背中と二の腕に効く!】  床で寝ながらできる「すぼら床バレエ」で冬のぜいにくにおさらば!

By 竹田 純(たけだ じゅん)

たるんだ振り袖ぜいにくは気になるけれど、冬の間は洋服で何とか隠せている二の腕。でも、薄着になる春はもうすぐ! バレーダンサーの竹田純さんに教わる30秒でできる「ずぼら床バレエ」なら、寝ながら腕をねじるだけ。二の腕をスッキリ細く、ついでに背中のぜいにくも引き締めて、バックラインを美しく見せましょう。

背中を使いながら二の腕をねじって引き締める

「背中から腕をねじるように動かすと、背中と二の腕の奥の筋肉に効かせることができます。右手の指と左手の指を両側に引っぱり合うようにしながら、背中を意識してひねるのがコツです」(竹田さん)

うつぶせになり、両腕を肩の高さで横に広げる。ひざは安定するように肩幅くらいに開いて軽く曲げる。胸を床から持ち上げて、両手の指を遠くに伸ばすようにしながら、左腕は内から外へ、右腕は外から内へ、背中から二の腕をねじる。肩の上部と首に力が入らないように気をつけて。

上から見ると…左右の肩甲骨が動いて、背中の筋肉を使いながら二の腕をねじっているのがわかる

次に左腕は後ろから前へ、右腕は前から後ろへ背中から腕をねじる。左右交互にゆっくりと30秒腕をねじる。

ずぼらポイント! 頭を床から上げているのがツラい人は、おでこをつけたまま腕を動かしてもOK

一見すると腕だけを動かす簡単な動きのようですが、胸を床から持ち上げて、背中からじっくり腕をねじることで、お尻、お腹、背中、体の背面全体を刺激できる、ひとつでたくさんの効果が期待できるおトクなエクササイズです。肩こり改善にも役立つので、毎日30秒チャレンジしてみましょう。

撮影/鈴木謙介
ヘア&メイク/金澤美保
取材・文/山本美和

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