庭のカリンが「盗まれた!?」ワザと出掛けたフリをすると → 泥棒を発見!しかし、驚愕の言い訳が!

ガーデニングが趣味の知人女性は、家の庭にカリンの樹を植えていました。
しかし驚いたことに、カリンの実が日に日に減っていくではありませんか!
違和感を覚えた知人女性が出掛けたフリをして待ち伏せしていると......案の定、犯人が現れました。
今回は、知人女性に聞いた体験談のご紹介です!

主婦業の傍らでガーデニング

専業主婦の知人女性は、ガーデニングが趣味でした。
庭にはたくさんの花木が植えてあるのですが、特に最近はカリンが熟れ頃。とても良い香りを放っています。
しかし、ここの所、目を離した隙に明らかにカリンの実が減っているではありませんか。

最初こそ「気のせいかしら?」と思った知人女性でしたが、買い物から帰って樹を確認してみると、やはり実がゴッソリ減っていました。
「犯人は夕方、私が買い物に出掛けた隙に来ているに違いない」
知人女性はそう確信し、とある策を練ります。

待ち伏せした結果

知人女性はいつも夕方に買い物へ出かけるのが日課です。
そこで、ご近所の仲良しさんにお願いして車を置かせてもらい、ワザと出掛けたフリをして家で犯人を見張る作戦に出ました。
監視カメラを仕掛けて、家の中で犯人が来るのを待ち構えていたのです。

すると案の定、家に誰もいないと勘違いした犯人がカリンに手を伸ばしました。
そこですかさず、知人女性が「あの」と声を掛けると、犯人である40代と思われる女性はギョっとした表情でこちらを振り向きます。

意味不明な主張に絶句......

しかし犯人は、自分の行動を悪びれることなく、知人女性にこう言いました。
「自然は皆の物なの! カリンだって、料理上手な私にカリン酒にしてもらって嬉しいに決まってる! アンタは心が狭い!」
このような主張を早口でまくし立てる犯人を前に、唖然とする知人女性でしたが、そのまま犯人は何処かへ逃げて行ってしまったそうです。

ですが犯人は、この辺で同じような悪さを繰り返していたそうで、結局お縄に掛かってしまいました。
注意されても辞めずに、目立つことばかりしていたのですから、当然でしょう。
「自然は皆の物」というフレーズは綺麗ですが、実際にやっていることは泥棒ですからね......。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子

© 株式会社ファッションニュース通信社