今回はJR五日市線「秋川」駅周辺の散策です。30年前も友人たちとおじゃました中村酒造は、新滝川街道沿いにあります。
秋川流域で、仕込み水は秩父古生層によって磨かれた清水。
地下170mからくみ上げたものを使用。
酒つくりに欠かせない気候と水がしっかり備わった場所です。
この中村酒造の土蔵2階建てが改築され
「酒造り資料館」として無料で公開されています。
日本酒って、なぜ世界中から絶賛されているものなのか?
旨いからでしょう!!!!
というのはカンタンですが。
発酵の仕組みが、世界中で日本酒にしかないものがあったのです。
なになに?
ビールやワイン・ウイスキーとは違う作り方なのですね。
日本酒の発酵は、アルコール発酵と糖化を、同時進行させる。
その技量はとても質が高く
だからこそ、日本酒が世界中でもてはやされているのです。
酒つくりは6ステップとも、12行程とも、24行程ともいわれ
様々な資料があります。
こちらの資料館には、人形であらわしているものがありました。
酒用のお米の準備をし、といで、浸透させてから蒸します。
この蒸し器の縄の編み方の美しさ!
麹を作り
酒母をつくり
もろみを作る。
そしてもろみを絞って
瓶に詰める。
ちょうど、酒粕ができて販売してあったので、主人へのお土産にしました。
1月22日には、しぼりたて吟醸が売り出されました。
酒つくりは10代目になるもの。
昔からの(江戸時代からの)仕込み蔵と、いつでも10度以下に気温を抑えてある近代的蔵と。新旧を上手に使い分けて毎日の作業をされているようです。
「千代鶴」が、お店の看板商品です。
かつて、秋川に鶴が飛来してきたときがあり、そこから命名されたと。
駅に戻り「いろどり屋」さんに。
6年前に書かせていただいたものはこちらです。
駅前”いろどり屋”の商品は観光お土産気分!@あきる野(リビング多摩Web)
あきる野市と桧原村の地域ブランド「秋川渓谷物語」が展示販売されています。
燻製は八王子だけかと思ったら、あきる野でも!!
ミニトリップの感覚で、おみやげを買ってきました。