イーロン・マスク、ディズニーとルーカスフィルムを相手取ったジーナ・カラーノの訴訟に資金援助

イーロン・マスク(52)が、ディズニーとルーカスフィルムを相手取ったジーナ・カラーノ(41)の訴訟に資金援助を申し出た。ソーシャルメディア上での物議を醸した発言を理由に2021年にディズニープラスの大人気ドラマ『マンダロリアン』から降板させられたことを巡り、2社に対して訴訟を起こしたジーナの裁判費用を、マスクが肩代わりするという。

同ドラマでキャラ・デューン役を演じていたジーナは、X(旧ツイッター)にこう投稿した。「数カ月前、イーロン・マスクはプラットフォーム(X)で、言論の自由の権利を行使したために解雇された人には、法的代理人を提供したいとツイートしていた。とても寛大な申し出だけど、ルーカスフィルムとディズニーに対する私の訴訟を引き受けてくれる人がいるとは夢にも思わなかった。それでも『私は資格があると思う』と返信し、何千人もの人が同意してくれた。でも何も期待していなかった」「驚いたことに数カ月前、私を含む多くの事件を調査するためXに雇われた弁護士からメールが届いた。この数カ月間に集められる限りの情報を送り続けたところ、現在の弁護士とXは私の主張を固く信じ、訴訟手続きを進めることになった」

人種差別やトランスフォビアなどで非難されているジーナは、個人的にマスクへの感謝の意を表し、こう綴っている。「私の事件を明らかにする機会を与えてくれたマスク氏とXに深い感謝とお礼を述べたいと思う」

2022年に440億ドル(約6.6兆円)でツイッターを買収したマスクは、この問題を取り上げ、Xに「ディズニーに対する訴訟に参加したい方はお知らせください」と投稿している。

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